【 オルハウゼン 】 北米産樹木の実力

オルハウゼンビリヤードテーブルが、なぜ、メイド・イン・USAにこだわり続けるのか…。
それは、100%北米産硬木材を使用していることへの誇りなのです。

世界3大巨木
【 世界最高樹高の木/コースト・レッドウッド 】
霧によって恵まれた湿度を得られる西海岸沿岸部は、
同時に植物の成長には最適な環境だ。
この環境の中でまさにすくすくと成長を続けてきたのが、コースト・レッドウッド。
このレッドウッドの森には世界最高樹高の木が存在し、
その高さは実に約111メートルにも達するほど。
都内の赤坂プリンスホテルとほぼ同じ高さを誇るこの木、
世界一の樹高と逞しい生命力で一帯の象徴となっている。
【 世界最大の巨木/ジャイアント・セコイア 】
カルフォルニアの屋根といわれるシエラネバダ山脈、
標高約2000メートルの山頂部分に、
しがみつくがごとく深い緑をたたえた森が点在している。
実はこの山頂部、天を突くようにそびえたつ巨木のジャイアント・セコイアの群生地。
幹周りは大人17人ほどが手をつないだ太さ、
重さはジャンボジェット機9機分というすごさ。
【 世界最長寿の木/ブリッスル・コーンパイン 】
シエラネバダ山脈を越えた辺りは、
あらゆる生物の存在を拒むがごとき、荒涼とした不毛の大地。
このインヨー国有林で、懸命に生きようと苦難を続ける奇跡の木がある、
ブリッスル・コーンパインだ。
枯れ木同然、この世のものとは思えないほどねじれ折れ曲がった姿は、
気の遠くなるような時間をかけて環境に適応し、
自分の半分を枯らせることで生きぬいてきたため。
さらに驚くべきことは、その1本が樹齢4700年の世界最長寿の木である事実。
良質材の代名詞
【 ピアノ・スピーカーボックス材/スプル-ス 】
針葉樹スプル-スは北米の西海岸側が主な産地名である。
音響特性にも優れ、ギターの表板など弦楽器のトップ材として定番となっている。
ピアノの音のよしあしは木の響板の材質で決まってしまうが、
この木は楽器用材の中で一番比重が小さく、音響伝播速度が速い。
そのためピアノ材としても最適で、高級ピアノに利用している。
また、ヤマハのスピーカボックスには、
コーン紙に世界で初めてスプルース100%使用した30cmウーファー付きのものがある。
【 飛行機材/スプル-ス 】
節のないスプルースは比重のわり強度が高いといった特徴がある。
そのためグライダーの骨組み、ボートのオールやマストなどに使われる。
ハワードヒューズが製作した世界最大の飛行機スプルース・グースは
全幅98mもある木造の飛行艇で、その名のとおりスプルースを使っていた。
オレゴン州ポートランドのエバグリーン社の航空博物館にいまも展示されている。
また、ライト兄弟が人類初の動力飛行機に使った木はスプルースだった。
最近では、読売テレビが主催し琵琶湖畔で開催している鳥人間コンテスト選手権大会にもスプルースを使用した機体をよく見かける。